神奈川県行政書士会緑支部

解説-ペット法務

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★文章作成者>山口貴之の詳細ページ

(本支部および文章作成者は参考された方のあらゆる結果について免責とさせていただきます)

ペットの法律

ペットをとりまく法律は様々なものがありますが、もっとも大きいものとしては「動物の愛護及び管理に関する法律」というものがあります。
この法律の趣旨は”動物愛護”と”動物の管理”にあります。
その中で、大きくペットを飼う人と販売業者の義務があるので簡単に説明します。

ペット飼育者の責任

① 動物の健康と安全の保持(及び虐待、遺棄の防止)
② 人の生命等への侵害、飼育による迷惑防止
③ 感染性疾病について正確な知識を持ち予防措置の遵守。主に狂犬病予防→過去の遺物ではありません。世界では今なお発生しています。
④ 自己所有の明確化:鑑札、マイクロチップの促進

販売業者の義務

販売時に契約書、事前事項説明書、飼育マニュアル、保険関係書類を交付すると共に十分に説明をしなければならない。

どんなトラブルがあるの??

① ペット購入トラブル
 ・購入した犬に先天性疾患が見つかった。
 ・血統書付きということで購入したが、血統書が送られてこない。
 ・インターネットで購入したペットが画像と違った。(顔つきだけでなく種類が違うことも)

② 住居、ご近所トラブル
 ・ペットが人に危害を与えてしまったる(噛み付いたり、壊したり、汚したり)
 ・ペットが交通事故にあった。
 ・近隣のペットの鳴き声や悪臭がひどく眠れない。
 ・近所のお年寄りが野良猫に餌をやり環境が悪化している。
 ・ペット可のマンションがペットを飼えなくなった。

③ ペット事業者等とのトラブル
 ・ペットホテルに預けたら病気にかかった。逃げてしまった。
 ・トリミングに出したら怪我をした。死んでしまった。
 ・獣医療でのトラブル(説明不足、過剰医療、医療過誤、飼い主の思い込み)
 ・葬儀業者の契約違反(まとめて遺棄等)

たとえばこんな事例

Q:ペットショップで買ったネコがよく調べたら説明と違うネコだった
A:購入時の説明の状況(重要事項説明書でサインしているか等)にもよりますが、話し合いで取り替えてもらうか、情がうつってしまってそのまま飼い続けるか。ということになるでしょう。「大切な命」であることを忘れずに!

Q:うちの飼い犬が近所の小学1年生のお子さんにかみついてしまった。どうすればいい?
A:すぐに犬を押さえる。そのお子さんと親御さんに謝って、病院に連れて行く。
のはもちろんですが、他にやらなければならないことがあります。{24時間以内に、犬が噛んでしまったことを保健所に届け出ること}そして{48時間以内に、犬に狂犬病の疑いが無いか獣医師に検診してもらうこと}です。知らない方が多いかもしれません。

Q:獣医の診察料が高く思えてしょうがありません
A:動物病院によって診療の方針が違います。そのため診察料も異なってきます。
あらかじめ調べて病院選びをすることをお勧めします。もっとも大切なのは、飼い主の身になって説明してくれる病院かどうかです。ただし、思い込みには気をつけましょう。

Q:ペットショップッてちゃんとした契約書はもらえないの?
A:もちろんもらえます。というより、他の書類(重要事項説明等)と合わせてもらうべきものです。そもそも契約書を渡さないようなペットショップからは購入しないほうが良いでしょう。

Q:ペット葬儀屋に個別埋葬を頼んだのにたの動物と一緒に山に捨てられているようなのですが・・・・
A:新聞報道されて明るみに出たことも記憶に新しいところです。残念ながら悪徳業者がいることは事実のようです。疑わしい場合は警察に通報するしかありません。
火葬に立ち会うこと。事前にしっかり打ち合わせができる業者を選ぶことが大切です。

困ったらどうすればいいの??

トラブルが起きてしまった場合、冷静な判断に基づき、法律やそれぞれの責任を踏まえて解決を図ることが大切です。
又、「動物愛護法」以外の関連法規(民法、刑法、狂犬病予防法、危険動物の条例、希少動物、不動産賃貸借契約)にも注意が必要です。
まずは、契約時に最大限注意することが肝心ですが、困ったら専門家にご相談ください。

行政書士がお役にたてる業務

①許認可:
 ・動物取扱業登録(及び10頭以上収容の場合、畜舎の登録)
 ・特定動物(危険動物)飼育許可
 ・輸出入に関する許可・届出、及び外来生物に関する許認可  他

②契約書の作成等
 ・ペットショップ:売買契約書、事前説明書
 ・トリマー:約款(免責事項等含む)、申込書
 ・ペットホテル:寄託契約書  
 ・その他、飼育マニュアル、事前事項説明書、法定帳簿
 ・環境管理、調査報告

③ペット後見、ペット介護補助、動物愛護に関する啓蒙活動、その他様々な情報の提供

④トラブル対応
 ・ペット販売業者⇔顧客 
 ・ペットフード業者⇔顧客(消費者) 
 ・獣医師⇔患者(オーナー側)
 ・飼い主(オーナー)⇔近隣住民
*トラブルの際まず事実確認をし、状況に応じたアドバイスをさせていただきます。
最初は「通知」「連絡」を行い、状況を見て相談の上、次の段階で内容証明で要求等を行う場合もあります。

★文章作成者>山口貴之の詳細ページ

(本文章は同様の前案件に当てはまるわけではありません。一例として紹介しておりますので詳細は判断についてはご自身にてお願いすることとし、本支部および文章作成者は参考された方のあらゆる結果について免責とさせていただきます)

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